皮下脂肪と内臓脂肪の落とし方は!

1.皮下脂肪と内臓脂肪

2.メニュー選びのPOINT皮下脂肪と内臓脂肪の違いとは?気になるお腹の脂肪は1つだけではありません。大きく分けて皮下脂肪と内臓脂肪に分けることができます。痩せようとしても脂肪によって落とし方も変わってきます。今回はこの2つの脂肪それぞれの基礎知識とその落とし方についてご紹介いたします消脂運動


お腹に溜まってしまった脂肪は2種類あります。1つは皮膚の下にあってつまむことができる「皮下脂肪」、もう一つは体の深部の内臓の周りにある「内臓脂肪」です。それぞれの脂肪について理解を深めるとともに解消方法を参考にダイエットしていきましょう消脂運動

2-1.皮下脂肪とは

皮下脂肪は皮膚の下にあって比較的体の表面に近い場所にある脂肪です。この脂肪は見た目に現れやすいことが特徴です。皮下脂肪が多いとお尻や太ももなど下半身の肉づきが良くなることから、皮下脂肪が多い体型は「洋ナシ型肥満」とも呼ばれています。男性よりも女性の方が蓄積されやすい脂肪です消脂運動

2-2.皮下脂肪がつく原因

皮下脂肪がついてしまうのは「カロリーの過剰摂取」と「運動不足」が原因となります。
日頃から摂取カロリーが消費カロリーを上回ることでどんどん脂肪が蓄積してしまいます。さらに生活習慣とも密接にかかわっており、特に運動不足は脂肪の蓄積を助長してしまいます。
また女性の場合、授乳期の貯えとして皮下脂肪を溜める働きがあることも押さえておく必要があります。

2-3.内臓脂肪とは

内臓脂肪とは腹筋の内側の壁である腹腔内についている脂肪を指します。皮下脂肪と比べて、お腹周りにつきやすいことから内臓脂肪が多いと「リンゴ型肥満」とも呼ばれ、女性よりも男性に多く見られることが特徴です。

2-4.内臓脂肪がつく原因

内臓脂肪の蓄積には生活習慣の中でも「食生活」が大きく影響します。例えば、運動をせずにファストフードやコンビニ弁当ばかりを食べてしまっていたり、飲み会など飲酒の機会が多かったりする方は要注意です。また日頃のストレスや喫煙も内臓脂肪の蓄積を促します。

2-5.皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満の見分け方

皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満の見分け方として「ウェスト-ヒップ」比があります。これはウエスト(cm)をヒップ(cm)で割ったもので、値が大きいと内臓脂肪型肥満となります。欧米では、男性は1.0以上、女性は0.9以上が目安です。

3.皮下脂肪の解消方法は?

皮下脂肪の解消方法は?

皮下脂肪が蓄積するのはカロリーの過剰摂取と運動不足が原因だからこそ、その解消にはカロリー制限と運動が重要となります。また運動も有酸素運動と筋トレの二つに分けて行っていくことが効果的です。内臓脂肪と比べると、減らしにくい脂肪ともされているため、生活習慣を見直し継続的に行っていきましょう。以下でそれぞれの解消方法について詳しく解説していきます。

3-1.カロリー制限

まずはカロリー制限によって摂取カロリーを抑えるようにいましょう。脂肪が蓄積されてしまうのは「カロリーの過剰摂取」が原因です。特に脂質や糖質を日頃から多く摂取している人は注意が必要です。摂取カロリーの1日の目安として、厚生労働省の調査によると1日の活動量が「ふつう」の男性は2650kcal、女性は1950kcalであるとされています。これ以下になるようにカロリーを抑えた食生活を心がけましょう。コンビニにある食品で例えると、おにぎり170kcal、かつカレー900kcal、パスタ類700kcalとなります。また、食べ物だけでなく飲み物にもカロリーが含まれているので、飲食物それぞれに何カロリー含まれているのかを計算していくようにしましょう。

3-2.有酸素運動

皮下脂肪を落とすための運動としてまず行いたいのが有酸素運動です。皮下脂肪は内臓脂肪と比較すると燃えにくいと言われているため、一回あたりの運動に時間をかける必要があります。そこで、ジョギングや自転車、水泳などの長く続けられる運動を頻繁に行って行きましょう。運動時間としては1回に30~60分、週に3回を目安に行って行きましょう。

3-3.筋トレ

運動で取り入れたいもう一つの方法が筋トレです。少しきついなと感じる強度のトレーニングを行ってみましょう。筋トレを行うことで、脂肪燃焼を促進させるホルモンが分泌されます。筋トレを行い、脂肪燃焼が促進された状態で有酸素運動を行うと脂肪燃焼の高い効果が期待できます。最初に筋トレを30分~60分行い、次に有酸素運動を30~60分行うのがおすすめです。

4.内臓脂肪の解消方法は?

内臓脂肪は皮下脂肪と比べると落としやすいとも言われています。飲酒や喫煙をなるべく控えるとともに、適切な食事コントロールを行うことが重要です。また同時に、有酸素運動による燃焼も行うようにしましょう。それぞれの方法について解説していきます。

4-1.有酸素運動を行う

内臓脂肪を減らすには運動が効果的です。運動の中でも、内臓脂肪をエネルギーとしてたくさん使うことができる「有酸素運動」を行いましょう。強度としては30~60分続けられる程度にします。30分続けられないような運動は強度が高くなってしまっており、糖質をメインエネルギーとして使ってしまいます。しっかりと強度をコントロールして、30分以上続けられるウォーキングやジョギングを行うようにしましょう。

4-1-1.自宅で気軽に有酸素運動するなら「スライドシェイプ」

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雨が降っても、ジムに行かなくても自宅で気軽にカロリー消費。

①スイスイ左右にスライドするだけで、効率的にカロリー消費
スライド運動は前ももの筋肉をウォーキングの約2倍も刺激。
有酸素運動の代表格であるウォーキング以上の負荷を筋肉にかけながら運動を継続することができるため、より効率的なカロリー消費が可能です。

②傾斜設計だからバランス運動も可能。お腹の引き締めにも効果的!
約10度の傾斜設計により、不安定なボードの上で行うバランスを取りながらのスライド運動は、体幹も刺激するため気になるお腹まわりにもアプローチ。

③ 全21種類の多彩なエクササイズ
付属のエクササイズバンドを使えば、腕、お腹、お尻、脚など、気になる部位を重点的に鍛えることが可能。不安定なボードを活用したエクササイズは、平らな場所で行うよりも筋肉を刺激します。有酸素運動、バランス運動、そして筋力トレーニングの3つを1台で行うことができます。
 
 

4-2.食物繊維が多く含まれる食べ物

食事では野菜類や大豆類、海藻類、キノコ類など食物繊維が多い物を摂るようにしましょう。食物繊維は腹持ちが良く、食事の最初に食べると脂肪の吸収を抑えることができます。また、食物繊維が多く含まれる食品は「歯応え」が良いものが多いです。たくさん噛むことで、満腹感を得ることもでき食事量を抑えやすくなります。

4-3.炭水化物を減らす

炭水化物(糖質)は食べ過ぎてしまうと、ホルモンの関係で脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。そのことから、炭水化物は自分に必要な量に抑えるようにしましょう。また、炭水化物は糖質と食物繊維からできています。すなわち、食物繊維以外から摂取する糖質の量を減らせるよう、ごはんや麺類の量を減らすようにしましょう。ダイエット中の目安としては、ごはんは1日で茶碗2杯程度に抑えるようにしてみてください。

5.【まとめ】ヘルシーな生活で元気に過ごすためのダイエットを!

【まとめ】ヘルシーな生活で元気に過ごすためのダイエットを!

脂肪は日頃の運動不足や食生活の乱れによって蓄積します。脂肪が気になってきた方は、まずその脂肪が皮下脂肪なのか内臓脂肪なのかを判別しましょう。脂肪の種類が分かればその解消方法も見えるため、効率的にダイエットが行えます。
脂肪は健康にも大きく影響します。内臓脂肪の蓄積は健康に悪影響を及ぼす恐れがあるため、脂肪を落として健康的な体を目指していきましょう。今回ご紹介した運動と食事法を参考に取り組んでみてください。

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